間取りを考える時のポイント!
永遠の課題である良い間取りの決め方。。。。
方程式など存在せず、その家族ごとに暮らしやすさは違うからこそ、難しくて楽しいポイントですよね!
家づくりをするときに、担当の設計士さんより必ず聞かれる質問が、
「新しい家に対する要望はありますか?」
「どんな家にしたいですか?」
「外観はどんなのがいいですか?」
という質問。
漠然とした考えはあっても、それを言葉にして伝えるのは難しい。
そこで今回は、間取りをメインに、どういう順序で考えていけばいいか解説していきます。
・間取りの考え方
①家族それぞれが欲しい部屋を挙げる
子供部屋、書斎、祖父母の部屋、ウォークインクローゼット・・・
実現できるかできないかは考えず、思いつく部屋や収納、機能をすべてあげることが第一歩。
※一般的な部屋の一覧(参考)
・玄関・玄関収納・シューズクローク・大きな土間・廊下は短く・ホールには、鍵置き場・リビング・ダイニング・対面キッチン・パントリー・パントリーは、2畳程度の大きさのクローゼットみたいな感じ・対面キッチンの反対には、木を貼りたい・和室は、4畳半・和室は、小上がりで下が収納・洗面室・脱衣室・ランドリールーム・お風呂1坪・トイレ大きめ・寝室8畳ウォークインクローク2畳*2箇所・子供部屋4畳半・固定階段でロフト・バルコニーは、大きめ・庭にはウッドデッキ
一般的な部屋以外に欲しいものがあれば挙げ、具体的な要望もあれば付け加えます。
②挙げつくしたら、その部屋を1階・2階に分ける
子供部屋は2階、リビング階のトイレは、少し大きめに・・・
本人たちの希望を取り入れながら、1階と2階にグループ分けします。
③生活動線を考えて、部屋の配置を決める
特に、家事をする人の動線を最優先で決めましょう。洗濯機から庭までの距離。特に、キッチンの動線は最重要です。
1日に何往復もするので、移動距離が短いほうがラクですよね。
移動距離が減ることで家事の負担が軽減したと感じれば、家族みんなが幸せです。
年齢を重ねるにつれて大変になるものなので、よく考えて決めましょう。
※土地が決まっているなら、隣の家のことも考えて間取りを決めましょう。
隣の家の窓の真ん前にトイレやお風呂を配置しないように。
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④部屋の広さを決める
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今住んでいる家を参考にして大体の部屋の広さを決めます。
洋室の場合、ベッドのサイズを参考にするとわかりやすいです。
シングルベッドなら約2m×1mです。
⑤設計士に要望を伝える
要望を伝えるときには、目的・理由も一緒に伝えます。
たとえば吹抜けがほしいと思った時、どうして吹抜けがほしいと思ったかを伝えることが重要。
開放的な空間がほしいから。という理由だとしたら、もしかしたら他の方法もあるかもしれません。
(参考)
吹抜け→吹き抜けの下でソファでゴロゴロするのが夢
間仕切をなくしたリビングダイニング→開放感を第一優先事項としたい
要望には、優先順位をつけておきましょう。
これだけは譲れないもの、条件次第ではあきらめてもいいもの・・・など。
実際に打ち合わせに入る前に、インターネットや雑誌でいろんな間取りを見ておきましょう。
見ることでいろんなパターンを知ることができます。
気に入ったものはスマホならお気に入り登録、PCなどでは、印刷したり切り抜いたりして取っておいて、設計士に伝えるときに見せましょう。