お部屋に彩を与える機能性壁材、エコカラットプラスの魅力に迫る!

アクセント効果だけじゃない! 多彩な機能を有する優良壁材【エコカラットプラス】に注目☆

「住む人に優しく、環境にも優しい新たな建材を創出する」。そんなコンセプトを掲げ、住宅建材・住宅設備機器メーカーの大手『リクシル(LIXIL)』が、エコカラットを開発したのが1999年のこと(開発当時の企業名はINAX)。独自の多孔質セラミックスを原料に採用したエコカラットは、高い意匠性と機能性を併せ持つ注目のインテリア用壁材として瞬く間に広く認知され、発売以来、現在までにグッドデザイン賞(7回)やキッズデザイン賞(2回)、レッド・ドット・デザイン賞など、数々の輝かしいアワードを受賞。アクセントクロス(壁紙)では表現することが難しい立体感のある造形や上質な素材感、さらに、珪藻土を用いた塗り壁や一般的なタイル等とは異なる高い機能性を有し、現在ではインテリア用壁材の “ベストセラー製品” としてメジャーな地位を獲得しています。
そんなエコカラットが、最新テクノロジーを導入しつつ【エコカラットプラス】に進化! 美しさや意匠性はもちろんのこと、調湿機能や脱臭性能、さらにVOC(揮発性有機化合物吸着能力にも大幅な磨きをかけたというエコカラットプラス。今回はその魅力や実力を、じっくりと紐解いていきましょう☆

エコカラットプラスの特徴やメリットとは・・・!?

独自の多孔質セラミックスが、高い意匠性と機能性に直結!

エコカラットプラスは、微細な孔(あな)を有する無機原料をタイル状に焼き上げた【多孔質セラミックス】。平面的なアクセントクロス(壁紙)では表現することが困難な高い「意匠性」と、多孔質セラミックスならではの “快適性を向上させる様々な優れた特性” を併せ持つ、注目のインテリア用壁材です。

一般的な珪藻土やタイル等と異なり、エコカラットプラスの内部には1ナノメートル(1㎜の百万分の1)という微粒子レベルの孔が存在します。しかも、その孔の数量は膨大で、1㎡当たりの孔の表面積は約539,000㎡にも及びます。なお、この面積を東京ドームの面積に当てはめて計算すると、何と1㎡当たり東京ドーム約11.5個分! そして、それら膨大な多孔による恩恵が、住み心地の良さや快適性を向上させる「調湿機能」や「脱臭作用」、さらに、ホルムアルデヒドやトルエンなどに代表されるVOC(揮発性有機化合物)を効果的に吸着する「VOC吸着能力」なんです。

 

お部屋の湿度を快適に保つ優れた「調湿機能」。

エコカラットプラスは、一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会において【調湿建材】として承認され、登録を果たした機能性壁材です。湿度の高い状況下では空気中の湿度を吸収し、逆に湿度の低い状況下では素材内部の湿度を放出するという多孔質セラミックスならではの優れた “吸放湿特性” により、高い調湿作用を生み出します。ちなみにエコカラットプラスの吸放湿量は、珪藻土の約6倍、調湿機能付きクロス(壁紙)の25倍以上というからオドロキです!

加湿器や除湿機のように電気を必要とすることもありませんので、環境にも優しいエコカラットプラス。湿度の上昇による結露の発生や、ダニやカビの増殖も抑えてくれますので、快適性の向上にも大きく貢献。部屋干し派の奥様にもピッタリのアイテムかもしれませんね♪

お部屋のニオイを抑える「脱臭作用」。

暮らしの中で “不快” と感じるニオイには様々なタイプがありますが、代表的なものはトイレ臭、腐敗した生ゴミ臭、タバコ臭、ペット臭などではないでしょうか。そして、これら不快な生活臭の要因となっている物質が、アンモニア、トリメチルアミン、硫化水素、メチルメルカプタン等です。エコカラットプラス(多孔質セラミックス)は、それらニオイの元である原因物質を吸着し、悪臭を緩和させる能力があります。また、玄関臭や介護臭、体臭などに関しても高い効果を発揮するという実験データが得られていますので、お部屋のニオイに敏感な方はゼヒご注目ください☆

 

シックハウス症候群の原因要素を低減させる「VOC吸着能力」。

シックハウス症候群の大きな要因になっているのが、接着剤、ファイバー樹脂、各種塗料や防腐剤など、多くの化学合成物質に含まれているVOC(揮発性有機化合物)です。なお、これらの揮発性有機化合物(ホルムアルデヒドやトルエンなどの有害物質)が空気中に蔓延すると、目や喉、皮膚などに刺激症状が現れたり、倦怠感やめまい、周期的な頭痛など深刻な体調不良を引き起こします。そして、そんな有害物質を吸着し、濃度を低減させる効果を発揮してくれるのがエコカラットプラスのもう1つの優れた特性。より健康的で快適なお住まいをお望みの、すべての皆様に安心して推奨できる、優秀なインテリア用壁材なんですよ♪

 

クロスに比べて高価、傷が入りやすい点などがデメリット。

「意匠性の高さ」はもちろん、「調湿機能」に「脱臭作用」、さらに有害物質の濃度を抑えてくれる「VOC吸着能力」など、優れた機能性を併せ持つエコカラットプラス。敢えてデメリットを見出すとしたら、《①一般的なクロス(壁紙)仕上げに比べて高価になる》ことや、《②素材の柔らかさからくる傷の入りやすさ》などでしょう。なお、①に関しましては、『製品そのものの価格がクロスより高価』、『施工費用もタイル職人に委託する関係で高価になりがち』という2つの側面が起因しており、②に関してはエコカラットプラスの優位点でもある【多孔質セラミックス】そのものが比較的柔らかな素材であるがゆえ、タイルなどと比べ表面に若干傷が入りやすいという、物理的な側面が起因しています。また、エコカラットプラスは陶器などと同様に “焼き物” ですので、画鋲や押しピンで上からカレンダーを留めたり、粘着テープ等を用いてポスターを貼ったりすることは基本的に無理だと考えた方が無難・・・。むしろ、避けるべき行為と言えるでしょうね。

エコカラットプラスの適切な施工面積とは・・・!?

エコカラットプラスを製造・販売展開するリクシル(LIXIL)が、「調湿機能」を元に算出した推奨施工面積は、天井高が2.5mのお部屋の場合で『床面積のおよそ1/4』程度。実際にエコカラットプラスを導入する際は、この数値を目安に施工するのがお勧めですよ!

さらに、推奨施工場所に関しては「リビングの壁面」を始め、「テレビやモニターの背面」や、ニオイがこもりやすい「寝室」や「トイレ」のほか、「キッチン」や「子供部屋」など。製品のバリエーションも豊富ですので、どんな空間でも自在にコーディネートできる部分がいいですね☆

〜まとめのお話〜

独自の多孔質セラミックスを採用し、高い意匠性と優れた特性を両立。アクセントクロス(壁紙)では表現することが難しい上質な素材感や立体感、住み心地の良さを向上させる様々な機能や性能など、インテリア用壁材として高いポテンシャルを披露するエコカラットプラス。豊富な製品バリエーションも魅力的ですし、インテリアの雰囲気や住み心地をグレードアップさせたい方は、この機会にぜひ、導入をご検討されてみてはいかがでしょうか?

 

↓エコカラットプラスの機能がよくわかる動画はコチラ!
https://www.ecocarat.jp/features/

◎参考ホームページ&画像協力:リクシル(LIXIL)
https://www.ecocarat.jp/products/

 

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