お部屋の空気を優しく循環してくれる【シーリングファン】にご注目☆
お洒落なカフェやCoolなサーフショップの天井などにも設置されることの多いシーリングファンは、そのモダンなルックスの印象から「インテリアコーディネート用のアイテム」と思われがちですが、実はかなり有能な機能性家電。お部屋の空気を優しく攪拌(かくはん:かきまぜる事)しながら循環させ、住み心地や快適さに直結する多彩な要素を向上させてくれる優秀なアイテムなんです。というワケで、今回はお洒落かつ有能なシーリングファンをクローズアップ。皆様どうぞ、ぜひご注目くださいね!
気になるシーリングファンのメリットとは!?
サーキュレーション効果により室内温度のバラつきを改善!
空気は暖まると上方に昇るという特性があります。つまり、冬場に暖房で暖められた空気は天井付近に停滞し、夏場に冷房で冷やされた空気はフロアの足元付近に溜まってしまいます。このような室内温度のバラつき(温度ムラ)が生じると冷暖房効率が下がるばかりか、体感的にも快適さを得ることが難しくなってしまうんです。そこで、お部屋の空気を優しく攪拌(かくはん)し、スムーズに循環させてくれるシーリングファンの出番です。
なお、当然ながらシーリングファン自体に空気を暖めたり冷やしたりする機能はありませんが、大型のブレード(ファン)で室内の空気を広範囲にわたって攪拌・循環させる能力は優秀。高いサーキュレーション効果を生み出し、室内の温度ムラを効果的に抑制してくれますので、結果として「冷暖房効率が向上する」というワケなんですね♪
体感温度を下げる気流効果で、快適性の向上と省エネを実現!
冬場は暖房の温風を優しく部屋中に循環させ、暖かで快適なぬくもり空間を。そして夏場は冷房の涼風を循環させ、涼しく爽やかな空間を創出してくれるシーリングファンは、季節を問わず活躍してくれる優良アイテムです。特に、ソフトな風がもたらす穏やかな “気流効果” は秀逸で、夏場の体感温度には大きな差が出ます。エアコンもより緩やかな温度設定ができるようになるため、省エネにも直結。これは嬉しい相乗効果ですね☆
ゆらぐような穏やかな微風で、心地よさそのものを向上!
洗練された美しいデザインや優れた機能性を誇る、魅力的なキッチンやシステムバスetc.をリリースしているパナソニック。そんな同社が発売するシーリングファンは、自然の心地よさを感じやすい「1/f ゆらぎ」理論(※)を送風パターンの制御に応用。人間が最もリラックスできる穏やかな微風を生み出し、快適で心地よい空間を創出してくれるんです。
※「1/f ゆらぎ」理論>> “清らかな小川のせせらぎ” や “蝋燭が灯す炎の揺れ”、“草原にたなびくそよ風” や “野鳥のさえずり” など、自然界には人間が心地よいと感じる《不規則なゆらぎ》があり、その不規則なゆらぎが一定の法則で調和した状態が「1/f ゆらぎ」と定義づけられています。なお、この理論はヒーリング音源の製作やリラクゼーションスペースの開発など、現在では様々な分野で応用・活用されています。
◎参考:1/fゆらぎ(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/1/f
快適な部屋干しができる空間に!
実際にシーリングファンを導入すると、「快適に部屋干しできるようになった♪」とお喜びになる客様が多いですね! たとえ気付かない程度の微風であっても室内の空気は確実に動いておりますので、とにかく洗濯物が乾きやすい。しかも、空気の循環による調湿作用も期待できますので、部屋干しの洗濯物にありがちな “生乾き臭” も発生しにくいんですね。快適性の向上や省エネにも貢献してくれるシーリングファン、実は部屋干し派の奥様の心強い味方にもなってくれるんですよ☆
天井高のあるお部屋や吹き抜け空間には特に推奨したいですね♪
シーリングファンはお部屋の空気を攪拌(かくはん)しながら循環させ、住み心地や快適さ、省エネ性を向上させてくれる優秀なアイテムですが、その真価を発揮させるには「より広い空間」と「天井高」が必要になります。つまり、吹き抜けを備えた空間や勾配天井を取り入れた2階のリビングなど、“ある程度の広さと標準の天井高(2.4m)よりも高い天井高を有する空間” こそふさわしいアイテムだと言うことができるんです。
贅沢な吹き抜け空間やダイナミックな勾配天井に設置することで、そのポテンシャルを存分に発揮するシーリングファン。設置された空間の快適性を向上させるばかりか、住宅全体を暖める(夏場の場合は冷やす)効果もありますので、皆様どうぞ、ぜひご注目くださいね!
〜まとめのお話〜
お洒落でスタイリッシュなシーリングファンは、とかく「インテリアコーディネート用のアイテム」と誤解されがちですが、実は住み心地や快適性を向上させる上で重要なポイントを担う、非常に優秀な機能性家電でした。というワケで、吹き抜けや勾配天井のリビングを創出したいと考えている皆様は、この機会に導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。
◎参考ホームページ&画像協力:パナソニック ホームズ&リビング(シーリングファン)
https://panasonic.jp/fan/p-db/category/ceiling-fan/lineup.html