フラットルーフってなに?陸屋根(りくやね・ろくやね)と違うの?

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フラットルーフって何?

好みの外観を探していて時々出てくる「フラットルーフが特徴的です。」という言葉。

フラットルーフは、勾配が少なくフラットな「陸屋根」(りくやね・ろくやね)のことを言います。

では、陸屋根とはどのようなものなのでしょうか。

|陸屋根とは?

陸屋根とは、りくやね・ろくやねと読み、ほとんど傾斜が無く水平に近い屋根のことをさします。

水平に近いことから「フラットルーフ」と呼ばれています。

もともと、雨水が流れ落ちるのに必要な勾配が少ないために、雨の多い日本の木造住宅では見られない形でした。

しかし、近年防水技術の発達で採用されるケースが増えていきています。

さらに、もともと日本の木造住宅では珍しい形なので、流行りを好む層に支持されて近年人気になってきています。

モダンなイメージで、都会的なイメージがあるフラットルーフは、屋上として利用できるなどの特徴もあります。

 

片流れ屋根とフラットルーフの組み合わせは、ロフトなどの室内空間を犠牲にせずおしゃれな印象を与えられるので、非常に人気です!

 

|デメリットはあるのか?

■断熱性能が普通の会社は、最上階が暑くなる。

建物の構造や材質、断熱材によっても異なりますが、屋根と天井の間に空間が無い陸屋根は、屋根の断熱性能が普通だと居室内の温度が上昇し暑くなってしまいます。

三陽工務店の標準仕様である断熱性能HEAT20(ヒート20)ですと、屋根の断熱性も分厚くなっているので問題は無いですが、フラットルーフがかっこいいという理由で、施工してしまってからでは遅いです。

しっかりと断熱性能を考えてプランニングしましょう。

 

■ロフトが設置できない。

これは当たり前のことですが、基本的にロフト(屋根裏部屋)を作る事ができません。

 

■慣れていない業者だと雨漏りしやすい。

陸屋根のデメリットとしてよく指摘されるのが、雨漏りです。

通常の屋根と違い、水平に近い勾配の陸屋根は水はけが悪く、しっかり防水処理をしないとメンテナンス費用が膨大になる可能性があります。

 

結論

施工例などを見て、慣れている建築会社なら陸屋根も候補に!

片流れの屋根などと合わせることにより、ロフトも諦めずに済む!

 

三陽工務店の公式HPはこちら

 

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