二世帯住宅を考えたら最低限知っておく事

B!

こんにちは!
今回は、二世帯住宅の最低限知っておいた方が良いメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。

 

二世帯住宅のメリット:

複数の世帯がひとつの敷地に家を構えることで、住まいの一部や設備を共有出来るのが、二世帯住宅ですよね!

世帯ごとに家を建てるよりも、合理的かつ経済的に家を持つことが出来ます。

同じ空間で二世帯が生活することにより、家族に万が一の病気が発見された際や、何か困ったことがある時は身近で助け合うことができますね!

また、祖父母世代にとっては、お孫さんといつでも会える楽しみが増え、誕生日やクリスマスなど多くのイベントを一緒に祝ったり、休みの日には一緒に遠出出来たりと人生の生き甲斐が増えますね!

しかし、二世帯住宅はメリットだけではございません。

大きな問題が「生活時間の違い」によるトラブルです。

親世代・子世代・孫世代は、それぞれ生活の時間帯が異なります。朝早く起きる親世代と遅くまで起きている子・孫世代がストレス無く生活できるような設計が求められます。

バリヤフリーを考えて、お風呂やトイレなどは親世代を考えた設計が必要になって来ます。

財政面でも、トラブルの原因は多くあります。

 

 

〜初期費用〜

建築費、登記費用、諸経費(家電や家具、引っ越し代等)など、イニシャルコストの負担に関する取り決めが必要となってきます。

建築費用という大きな事は負担割合を決めようと思いつきますが、引越し代など小さな部分は意外に盲点となりやすいので注意が必要です。

 

 

〜住宅ローン〜

「親子リレーローン」を利用する場合の取り決め。

ある時期を境に親から子に支払いをバトンタッチするものが親子リレーローン。

最初から親子の共有名義で返済するものが、親子ペアローンです。

不動産や建築会社にて、親子リレーローンですか?ペアローンですか?と尋ねられた際に、しっかり理解できるようにここで覚えておきましょう。

 

 

〜光熱費〜

電気・ガス・水道料金の費用負担の取り決めは、本当にしっかりした方が良いと思います。

たかが数千円〜数万円という考えをしていると、痛い目にあいます。

金額を決めていたとしても、親世代が「今月はちなみにいくらかかったの?あなたたち使いすぎよ〜」なんてお嫁さんが言われたりしたら、子育てのストレスと小さな小言ストレスで、楽しいはずの人生も台無しになってしまうかもしれません。

計画の段階で、世帯別のメーターを取り付けるなどして、トラブルを避ける必要があります。

また生活面でもトラブルも多くあります。

 

 

〜収納〜

世帯毎の収納スペースは分けるべきです。

それぞれの家族が生活のしやすい収納の仕方はあるものです。

洗濯物のたたみ方一つをとっても、たたみ方をきっちり決めている家族と、その日によってたたみ方を変える人では、お互いにストレスを抱えるでしょう。

隠れてたたみ直されていたなんて日には・・・・・・

収納は、世代に分けましょう。

 

 

〜生活音〜

日常生活で発生する音の問題。

音の問題は、多くありすぎるので、また別の機会に紹介いたします。

夜遅い子世代の入浴音、子供が遊びまわる足音音、ドアの開閉音など。。

水回りは、1F2Fで同一の場所にする、2階の玄関と1階の寝室は離れた部分にするなど設計段階で配慮が必要です。

デザイン性を選んでしまうと、素敵な家も神経を研ぎ澄ませて忍び足で生活しなくてはならない大きな問題になってしまう可能性もあるので、間取り重視の家づくりをしましょう。

二世帯住宅は、しっかりと考えた設計と防音対策を行えば、とても素敵なものです。

親世代のバリヤフリーやお嫁さんへの配慮は、旦那さんとしてしっかりと考えないといけませんね。

 

 

三陽工務店では、二世帯住宅を長年建ててきました。

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