必見!!バリアフリー住宅の条件とは!?

快適なバリアフリー住宅の条件

バリアフリー住宅とは、「障害物のない家」という意味です。

具体的には、車いすや松葉づえでも自由に動き回れ、
年をとっても安心して暮らせる家のこと。

安全に自分の力で、快適な日常生活を送ることができることがバリアフリーの目的です。

高齢者が日々の生活の中で、自分で生活する意欲を失わず、
身体機能の低下を少しでも遅らせ、ケガをした時でも自宅でリハビリができます。

では、どこをどのようにしたら、快適なバリアフリー住宅になるのでしょうか?

ご紹介していきます!!

①床の段差をなくす

↑床の段差をなくした例。

ドアや敷居の段差は、わずかであっても車椅子の通行にはとてもジャマなもの。

小さなお子さんや妊娠中の女性、お年寄りにとっても大変危険です。

②手すりの取り付け

(左)立ち上がる時にも便利なトイレの手すり

(右)1階から2階まで切れ間なくつづく階段の手すり

階段、トイレ、廊下・・・。

手すりは、転落防止や転倒防止、便座から立ち上がる時の補助としても役立ちます。

③ドアを引き戸にする

引き戸にしておくと、車いすでの移動や杖をついていても開閉がしやすくて便利。

3枚引き戸なら開口幅が広いので、車椅子の移動もスムーズです。

④廊下を広くする

(左)廊下にも手すりをつけて、移動の補助に

幅にゆとりがあると、車椅子での移動や並んで歩く場合にも困りません。

⑤ホームエレベーターを設置する

都会では、2階リビングなど生活スペースを2階に持ってくる場合も多いので、ホームエレベーターで体への負担を軽減。

⑥部屋ごとの温度差をなくす

 

居室、洗面、浴室、ロフト・・・
部屋ごとに暑かったり寒かったりすることがないようにします。

特に浴室は、昔からのタイル張りだと寒いことが多いので、
高齢者にとってヒートショックという命に関わる事態を引き起こす可能性があります。
また、床も滑りにくいものにします。

⑦滑りにくいフローリング

滑る床は、お年寄りや子供たちにとって危険なだけでなく、
ペットたちの足にも負担が大きいもの。
滑りにくいフローリングや、やわらかいコルク材などを選びたいですね。

⑧キッチンや洗面台にイス

イスに座って作業ができれば、車椅子の場合はもちろん、
普段の家事などの負担も軽減できます。

⑨持ちやすい取っ手

扉の取っ手は大きいものにし、水栓金具はハンドルにすると
少しの力だけで済むので楽です。

真ん中の写真のように、センサー式またはボタン式のものもあります。

⑩布団よりベッド

毎日の布団の上げ下げは思った以上に負担。ベッドなら、起き上がるのもラクですね。

⑪色づかいを工夫

色づかいを工夫して明るい室内に。段差を分かりやすくすることも大事です。

⑫階段に滑り止めをつける

以上、「快適なバリアフリー住宅の条件」12点挙げてみました!!

全てはムリでも、自分たちに必要なものを取捨選択して、
機会があればぜひ取り入れてみてくださいね♪

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